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おだし香紡の歴史と屋号について
![](https://img07.shop-pro.jp/PA01409/773/etc/f45_history_01.jpg)
おだし香紡の歴史は
1934年に漁師だった沼田茂雄が船を降り、
静岡県熱海市の網代(あじろ)で
「かつお節削り屋」を開業したことから
はじまります。
今では80種類を超えるおだしを
取り扱うおだし香紡ですが、
開業時の商品はかつお節の1種類だけで、
お客様は市内の旅館だけでした。
当時は密閉技術がなかったので、
昼食前と夕食前の1日2回、
紙袋に入れた削りたてのかつお節を
自転車で配達していたそうです。
1日に2回も調理場に顔を出すわけですから、
料理人さんたちとも次第に仲良くなり、
「煮干しも沼田から仕入れよう」、
「昆布も沼田から取ろうか」と
様々なおだしを依頼されるようになりました。
このようにして、
お客様のご要望に応えるうちに
たくさんのおだしを取り扱うようになり
現在のおだし香紡の基盤が
できあがっていきました。
………
さて、おだし香紡の店舗の入り口にある
暖簾(のれん)には「屋号」が描かれています。
「入」と「茂」の文字が
組み合わさったこの屋号は
“イリヤマシゲ”と読みます。
![](https://img07.shop-pro.jp/PA01409/773/etc/f45_history_02.png)
下の「茂」の文字は
すでにお気づきの通り、
沼田茂雄の「茂」の文字です。
上の「入」は
“入山招木(いりやままねき)”という
木札を表しています。
![](https://img07.shop-pro.jp/PA01409/773/etc/f45_history_03.png)
よく見ると、木札の上の部分が
「入」の字になっています。
入山は、お客様が山のように入ること
招木は、お客様を招き入れること
という商売繁盛の想いが込められています。
これらを合わせて
「入(いりやま)茂(しげ)」と
読めるわけです。
以上、簡単ではありますが、
おだし香紡のはじまりと
屋号の意味について
ご説明させていただきました。
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