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- おだし香紡のSDGs
おだし香紡は小さな出汁の専門店ですが、
地球のために、将来のために、
自分たちでできることに
少しずつ取り組んでいます。
私たちの起こせる変化は
とても小さなものだと思いますが、
世界中で取り組まれている
様々な活動に積み重なって、
将来的に大きな変化につながることを
願っています。
おだし香紡は「日本の出汁文化を正しい知識とともに次世代に継承すること」を企業理念としています。
その考えに基づいて、おだしに関する技術や知識も公開し、皆さまのお役に立てるように努めています。
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☞ まいにち、おだし。
おだし香紡の運営する出汁の情報サイト「まいにち、おだし。」では150件以上の出汁に関する記事を公開しています。目標は日本全国にある100種類以上のおだしの取り方・使い方をご紹介することです。また、「味覚」や「離乳食・減塩料理」をテーマにした記事もあり、ご家庭でもお仕事でも役立てていただけるよう内容を拡充させていっています。
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☞ 出汁教室(1)
官公庁や企業と連携して「出汁教室」を開催しています。主な対象者は幼稚園児〜中学生・親子連れ・栄養士・外国人です。これまで“出汁入門”、“給食管理に役立つ出汁講座”、“出汁で学ぶ日本の文化”などの教室を開催してきました。
“出汁の飲み比べ・食べ比べ”のようなイベントを実施することもあります。
フードロスを減らすポイントは「食材を適切に保管すること」と「食材を最後まで使い切ること」です。
おだし香紡はこれらの方法を「まいにち、おだし。」や「出汁講座」を通して発信しています。
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☞ 適切な保存方法
出汁素材は適切な方法で保管すると美味しさを持続できます。基本は高温多湿や直射日光を避けることですが、冷凍・冷蔵保存も有効です。また、取ったおだし(液体)も冷蔵保存で3日程度、冷凍保存で2週間程度保存できます。おだしを取り置いておくと必要なときにすぐに使えて便利ですよ。
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☞ だし殻の活用方法
おだしを取ったあとに残る「だし殻」にも栄養が残っています。例えば、煮干しのだし殻でマリネ(写真)を作ることもできます。また、醤油やみりんと合わせて火を入れるだけで、ふりかけや佃煮を作ることもできます。
家庭菜園をされている方におすすめなのが、肥料として活用方法です。自然由来の食材ならではの活用方法ですね。
詳しくは適切な保管方法と合わせて「まいにち、おだし。」をご覧ください。
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☞ 出汁教室(2)
おだし香紡の出汁講座では「だし殻料理」をご紹介することもあります。だし殻(だしがら)という言葉の響きから風味が出尽くしてしまっているような印象を受けますが、実はそんなことはありません。参加された方々は「美味しい!」と驚かれます。
“だし殻まで食べられるオリジナルだしパック作り”という講座を実施したことも。最後まで食べきれば栄養もしっかりと摂取できて「もったいない」がありませんね。
国際環境計画(UNEP)は、2050年までに世界のほぼすべての海域で漁獲量が減少すると予想しています。
おだし香紡にはこのような大きな問題の解決は難しいのですが、皆さまが海洋資源の大切さに目を向けていただけるきっかけを作りたいと考えています。
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☞ 日本各地で集めた煮干しのコレクション
おだし香紡のおだしコンシェルジュが日本各地で収集した30種類の煮干しの標本です。2022年に開催された東京国立博物館の「150年後の国宝展」において“国宝候補”として展示されました。その後も資料館に展示されるなどして、海と海洋資源の保護の大切さに目を向けていただくきっかけを作っています。