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「食品添加物の不使用表示に関するガイドライン」への対応について
[2024年04月15日]
平素よりおだし香紡をご愛顧くださり、誠にありがとうございます。
2022年3月30日、消費者庁より「食品添加物の不使用表示に関するガイドライン」が発表されました。
本ガイドラインにより、消費者の皆さまの誤解を招く可能性があるとして2024年4月1日以降は次のような表現が禁止となりました。
表現1: 具体的な添加物名を明記せずに「無添加」を謳うこと
表現2: 「化学調味料」などの食品表示基準で規定されていない用語を使用すること
これに伴いまして、おだし香紡は次の方針に基づき各表現を見直しました。
方針1: 単なる不使用(無添加)表記をしないこと
不使用を謳うときは「不使用の原材料名(添加物名を含む)」または「使用している全ての原材料名(〃)」のどちらかを明記いたします。
例えば、前者は「食塩不使用」や「保存料無添加」のように使用していない原材料名を明記します。後者は「本商品はかつお節と昆布のみで製造しています。それ以外の原材料は一切使用しておりません。」のように全ての原材料を明記いたします。
方針2: 「化学調味料」という用語を使用しないこと
食品表示基準で使用されている「うま味調味料」、「酵母エキス」、「風味原料(抽出濃縮物)」といった用語で代替いたします。なお、これらはおだし香紡がもともと「化学調味料」の意味合いで使用していた原材料です。
この見直しにより、これまで「化学調味料無添加」としていた表現を「うま味調味料・食塩不使用」や「うま味調味料・保存料無添加」等の表現に変更いたしました。
しかし、この変更に伴いまして、お客様から次のようなご質問を頂戴するようになりました。
Q1. 化学調味料無添加でなくなったということは、化学調味料を使用するようになったのでしょうか?
Q2. うま味調味料・食塩不使用ということは、保存料や着色料は使用しているのでしょうか?
Q1につきましては、前述の通り「化学調味料」という用語の使用を控えるため、「うま味調味料」、「酵母エキス」、「風味原料(抽出濃縮物)」といった用語に置き換えております。これらの原材料は依然として使用しておりません。
Q2につきましても、保存料や着色料を使用しているという意味合いではございません。
おだし香紡の商品は使用していない原材料をすべてを明記しますと、
[うま味調味料・保存料・着色料・食塩・風味原料(抽出濃縮物) 不使用]
のようなとても長い表記になってしまいます。
そのため、特に不使用であることをお伝えしたい原材料名のみを明記し、それ以外を割愛することにいたしました。
実際におだし香紡の人気商品である万能だし(だしパック)とおいだし鰹(粉末だし)の原材料名をご覧いただきますと、上記の原材料が使用されていないことをご確認できるかと存じます。
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万能だし(だしパック)
かつおのふし(鹿児島県又は静岡県製造)、宗田がつおのふし(高知県製造)、焼あご(長崎県製造)、片口いわしのふし(九州製造)、うるめ鰯のふし(九州製造)、真いわしのふし(九州製造)、真昆布(北海道産)、乾し椎茸(原木、植菌地 : 静岡県伊豆市) -
おいだし鰹(粉末だし)
かつおのふし(鹿児島県又は静岡県製造)、利尻昆布(北海道産)
※ その他の商品に使用している具体的な原材料は商品ページあるいは商品の裏ラベルをご確認いただけますと幸いです。
お客様にはご心配をお掛けしてしまい申し訳ございませんが、
おだし香紡はこれまでと同様に添加物の使用を極力避けて商品を製造してまいります。
今後ともおだし香紡を宜しくお願いいたします。