出汁昆布
上質な昆布を
ていねいに熟成。
昆布は1年熟成させると「ひね物」、2年以上熟成させると「大ひね」と呼ばれます。風味が格段に良くなりますので、熟成昆布しか用いない料理人さんがいらっしゃるほどです。この美味しさを皆さまに知っていただきたく、おだし香紡は北海道産の良質な昆布を厳選し、1年から3年ほど掛けて丁寧に長期熟成しています。熟成でしか味わえない本物の昆布だしをご堪能ください。(商品一覧はこちら)
-
出汁に適した昆布
三大出汁昆布と呼ばれる利尻昆布・真昆布・羅臼昆布と、上位浜の日高昆布の4種類を熟成しています。どれも北海道の豊かな自然が育んだ良質な出汁昆布です。
-
上位の等級を厳選
一般的に昆布は1等級から5等級に格付けされ、それらに満たないものが加工用にされます。おだし香紡は、高級料亭にも選ばれる1等級から3等級の昆布のみを使用しています。
-
安心の詳細情報
昆布の品質は、生育方法・等級・浜格差・採取時期・熟成期間で大きく左右します。おだし香紡はこれらを明記していますので、安心して昆布を比較・検討いただけます。
なぜ美味しくなるの?
昆布に含まれる成分が分解され、風味が良くなるためです。昆布に含まれる磯臭さや青臭さ(ヘキセノールなど)が軽減され、昆布の本来の香りを楽しめるようになります。また、雑味のもとのネバネバ成分(アルギン酸)や渋味(タンニン)が減ったり、繊維が柔らかくなることでうま味が抽出されやすくなったりします。
出汁昆布の
選び方
HOW TO CHOOSE
日本国内で採れる昆布は45種ほどあります。その中でもおだしに向いているのは、三大出汁昆布と呼ばれる「利尻昆布・真昆布・羅臼昆布」の3種類です。三大出汁昆布はそれぞれ特徴が異なり、“利尻昆布 < 真昆布 < 羅臼昆布”の順番におだしの主張が強くなります。そのため、かつお節との合わせ出汁には上品な利尻昆布、合わせ出汁でも昆布単体でもおだしを取るならバランスの良い真昆布、昆布単体のおだしには濃厚な羅臼昆布が向いています。また、昆布巻などの食用にも利用されるのでしたら、煮崩れしにくい「日高昆布」がオススメです。
-
北海道の利尻島・礼文島・宗谷岬を中心に採取される昆布です。おだしは無色透明に近く、うま味のしっかりとした上品なおだしが取れます。特に京都で愛され、鰹節との合わせ出汁や、千枚漬けに使用されてきました。
-
お吸い物
-
湯豆腐
-
鍋(塩)
-
-
北海道の函館の近海で採取される昆布です。おだしは透明で、利尻昆布よりも香りとうま味がしっかりとしています。昆布単体のおだしにも、合わせ出汁にも使える便利な昆布です。
-
味噌汁
-
鍋(塩や醤油)
-
煮物
-
-
北海道の知床半島の東南側にある羅臼町の沿岸で採取される昆布です。だし汁は黄色く、真昆布よりも濃厚なおだしが取れます。主張が強いため、合わせ出汁には向いていません。昆布単体のおだしをお楽しみください。
-
麺つゆ
-
鍋(醤油や味噌)
-
佃煮
-
-
北海道の日高地区で採れる昆布です。繊維質が柔らかいので、佃煮・昆布巻・おでんなどの食用昆布に向いています。三大出汁昆布には劣りますが、うま味成分が多く含まれていますので、おだしにも。
-
おでん
-
佃煮
-
昆布巻き
-
注意
※ 商品一覧には未熟成の昆布も含まれています。商品名が[蔵出し]ではじまっている昆布が蔵出し昆布です。
※ 蔵出し昆布は数量に限りがございます。大量にご注文いただいた場合、お断りさせていただくことがございます。
出汁用昆布の一覧
-
SOLD OUT特上浜(井寒台産)の日高昆布です。希少な1等ですので、贈り物や記念日に。