鯖(さば)と鰯(いわし)のコクのあるおだし
味噌汁、煮物、ラーメンスープに

混合削りとは2種類以上の削り節をブレンドした削り節です。さば節といわし節の混合薄削り(さばいわし削り)は、コクのあるさば節といわし節を合わせています。かつお節薄削りやいわし節薄削りと比べて、深いコクのあるおだしがとれます。味噌汁、煮物、ラーメンスープなど比較的濃い味つけの料理によく合います。おだし香紡のさばいわし削りは、頭部と腹わたを取り除いてから削っています。ひと手間かけた分、苦味や雑味が控えめです。料理にふりかけたり混ぜたりして食べることで、鯖や鰯の栄養分を丸ごと、手軽に摂れますよ。噛めば噛むほど口の中にじわりと広がる、うま味と香りをぜひご堪能ください。

うま味の相乗効果が働くため、真昆布などとの合わせ出汁もおすすめです。その際は、水1リットルに対して、削り節20g、昆布5gの割合を目安にしてください。

☑ ふつうの削り節となにがちがうの？

かつお節薄削りと比べて、鯖(さば)と鰯(いわし)のしっかりとしたコクのあるおだしがとれるため、その分調味料を控えめにしても満足感のある料理になります。味噌汁、煮物、ラーメンスープなど、少し濃い味つけの料理と相性が良いおだしです。鰹などと比べると鰯のサイズが小ぶりな分、一部の削り節はやや細かめになります。そのため、比較的料理にかけたり混ぜたりして食べやすく、毎日の食卓に手軽に取り入れることができます。魚に含まれるカルシウム、EPA、DHAなどの栄養を余すことなく摂れるのも特長です。おだしの香りを重視される方には、かつお節薄削りをおすすめしています。いわし節薄削りと比べると、より複雑で広がりのあるコクを感じられるおだしがとれます。麺つゆ用のおだしには、濃厚なコクのある厚削りがおすすめです。

☑ おだし香紡のさばいわし削りは

国内産のごまさば、真さば、うるめ鰯のブレンド
さば節削りはごまさばと真さば、いわし節削りはうるめ鰯を使っています。産地は静岡県、鹿児島県、熊本県です。国内名産地の良質な原材料だけを使い、保存料・食塩・うま味調味料を使用していません。

苦味が少ないから、ふりかけで食べたくなる
衛生管理の国際基準であるHACCP認定工場で製造しています。魚の頭部や腹わたを取り除いてから削っているため、苦味や雑味の少ないおだしが取れます。また、料理にかけたり混ぜたりして食べやすく、鯖と鰯の栄養分を丸ごと摂れるのも、おだし香紡の削り節ならではです。

☑ かけても、混ぜても、そのままでも

だしをとるだけでは、もったいない。おだし香紡のさばいわし削りは、かけるだけ、混ぜるだけ、そのままで食べるのもおすすめです。料理にひとつかみ入れるだけで、鯖と鰯のコクが加わって、いつもとはちがった味わいになります。噛めば噛むほど、鯖と鰯特有の旨味と香りが口の中にじわりと広がります。ぜひご堪能ください。

たとえば、おひたしに
削り節のうま味がしっかりしているため、醤油の使用量を控えめにできます。青菜をだし汁で茹でますと、さらに醤油を控えめにできるため減塩につながります。

☑ おだしの取り方

1. 鍋に1リットルの水を入れ、強火にかけます。
2. 沸騰したら火を弱め、混合削り25gを入れます。
3. そのまま弱火で3〜4分煮出します。
4. ザルやペーパータオルでこして出来上がりです。
(おだしの取り方、詳しくはこちら)

❖ 知っておいてほしいこと

1:　香りが揮発したり苦味が出たりするため、煮立てないように気をつけましょう。
2:　こす際に出し殻をしっかり絞ります。絞ることで出てくる雑味も、おだしのコクとして楽しみましょう。
3:　使い切らなかったおだしは、冷蔵庫で3日ほど保存できます。多めに作って小分けにして保存してもいいですね。

☑ おだしを活かす、おすすめ料理

野菜の炒り煮（レシピはこちら）
さば節といわし節の混合薄削りのおだしが、野菜の風味を引き立てます。野菜が主役の炒り煮ですが、お好みで鶏肉や牛肉などを加えていただくと、よりうま味が強くなります。

かぼちゃのコロッケ（レシピはこちら）
さばいわし削りは、かぼちゃの甘みとも調味料の濃さとも相性が良いです。かぼちゃと魚介系のおだしは、うま味の相乗効果が働く組み合わせです。

あさりのお味噌汁（レシピはこちら）
うま味が豊富ですので、味噌の量を通常の半分以下にしても物足りなさを感じません。減塩を気にされている方にもおすすめの一杯です。

わらびと豆腐の味噌汁（レシピはこちら）
さばいわし削りのおだしは、わらびとよく合います。多めにアク抜きをして、残ったわらびは山菜そば・山菜おこわ・ピリ辛ごま油炒めなどに活用するのはいかがでしょうか。

☑ おだしを取ったそのあとに

出し殻で作るペットごはん（レシピはこちら）
ワンちゃんやネコちゃんが大好きなさかなの節。おだしを取った後の出し殻(だしがら)には、良質なたんぱく質などの栄養がまだ残っています。また、おだしに原材料由来の塩分が溶け出すため、塩分含有量は少なくなっています。そのため、他のごはんとの兼ね合いで塩分量を抑えたいときにもピッタリです。