濃厚なコクとうま味、濃い色のおだし
濃い味つけのおでんや麺つゆに最適です
宗田がつお節は血合い(ちあい)が多いため、かつお節と比べて濃厚なコクと濃い色のおだしがとれます。厚削りは煮込んでも雑味が出づらく、うま味を十分に引き出せるのが特長です。主張の強い調味料を使っても負けない存在感のあるおだしは、濃い味つけのおでんや麺つゆなどによく合います。料理に加えるコクを重視したい方に選ばれています。
うま味の相乗効果が働くため昆布や椎茸との合わせ出汁はいかがでしょうか。その際は、水1リットルに対して、厚削り50g、昆布10g、干し椎茸3枚を目安にしてください。厚削りは、お好みの割合でかつお本枯節厚削りとのブレンドがおすすめです。
☑ 薄削りと厚削りって何が違うの?
おだし香紡では、薄削りは0.08mm、厚削りは0.5mm前後の厚さに削っています。薄削りは熱湯を通すだけでも十分なおだしが取れますが、グツグツ煮出すと余計な雑味が溶け出したり、崩れて濁りの原因になったりします。一方、厚削りは煮出し時間が長く20分ほど掛かりますが、煮込んでもえぐみやくさみが出づらいのが特長です。おだしは濃い色ですが濁りが少なく澄んでいます。濃厚なコクとうま味をしっかりと感じられるおだしです。
☑ おだし香紡の厚削りの選び方
おだし香紡には、香り高いかつお本枯節厚削りとコクのある宗田がつお節厚削り、この2つをブレンドした蕎麦だし厚削りの3種の厚削りがあります。料理に加えるコクを重視したい方には、宗田がつお節厚削りがおすすめです。主張の強い調味料を使っても負けない存在感のあるおだしは、濃い味つけの麺つゆやおでんなどによく合います。宗田がつおは血合い(ちあい)が多いため、かつお節と比べて濃厚なコクと濃い色のおだしがとれます。一方で、香りを重視したい方にはかつお本枯節厚削りが選ばれています。コクと香りのバランスがとれた蕎麦だし厚削りは、おだし香紡のノウハウを活かした使い勝手のよい万能出汁が取れるブレンドです。厚削り初心者の方におすすめしています。
☑ おだしの取り方
1. 鍋に1リットルの水を入れ、強火にかけます。
2. 沸騰したら削り節60gを入れます。
3. 再沸騰しても、火を弱めずに強火のまま一気に煮出します。アクが出たら、取り除きます。
4. 1リットルで煮出した水が約半量になるくらいまで煮詰まったら、火を止めます(15〜20分程度)。
5. ザルやペーパータオルでこして、出来上がりです。
※お使いのコンロの火力によって煮出し時間が変わります。半量にまで煮詰まったかどうかは、目分量でご確認ください。
※使い切らなかったおだしは、冷蔵庫で3日ほど保存できます。
(おだしの取り方、詳しくはこちら)
❖ 取り方のポイント
1: グツグツ、沸騰させる
薄削りと違い厚みがある分、煮崩れしづらいです。長時間煮出すことで、鰹のうま味をじっくり引き出せます。溶け出した脂質やタンパク質による雑味も料理のコクになりますのでご安心ください。
2: こすときは、しっかりと
ザルやペーパータオルでこす際は、出し殻をぎゅっと絞ります。削り節に残っていた脂質やタンパク質も余すことなく取り出して、おだしに加わる雑味をコクとして楽しみましょう。
☑ 相性の良いおだし
出汁素材の組み合わせを変えて料理の幅を広げたり、自分好みの味わいを見つけたりすることは、和食ならではの楽しみ方ではないでしょうか。宗田がつお節厚削りの出汁素材としての特長は、料理にしっかりとしたコクが加わることです。例えば麺つゆを作るとき、宗田がつお節厚削りとかつお本枯節厚削りのブレンド割合を5:5にすると、「濃厚な」「こっくりとした」味わいになります。ブレンド割合を2:8にすると「香りのよい」「後味があっさりした」麺つゆに仕上がります。お好みでブレンド割合を変えて、味の変化をお楽しみください。削り節以外にも、濃い味に負けない存在感のある真昆布や椎茸との合わせ出汁がおすすめです。うま味の相乗効果が働いて、より濃厚なコクとうま味のあるおだしをご堪能いただけます。
合わせ出汁の取り方(濃厚な麺つゆ向き)[材料: 水1リットルに対して、かつお本枯節厚削り25g、宗田がつお節厚削り25g、昆布10g、干し椎茸3枚]
1. 椎茸出汁を用意します(しいたけ出汁の取り方、詳しくはこちら)。
2. 昆布を切り、流水や布巾で表面のホコリや汚れを落とします。
3. 鍋に水と昆布を入れて60分つけ置きます。
4. 弱火でゆっくりと煮出し、昆布の周りからプツプツと気泡が出てきたら、昆布を取り出します。
5. 火力を強めます。沸騰したら削り節50gを入れます。
6. 再沸騰しても、火を弱めずに強火のまま一気に煮出します。
7. 1リットルで煮出した水が約半量になるくらいまで煮詰まったら、火を止めます(15〜20分程度)。
8. ザルやペーパータオルでこして、出来上がりです。
※昆布を水に浸ける時間の目安は、夏場は30分、冬場は90分がおすすめです。
[商品]真昆布: 昆布単体のおだしにも、鰹節との合わせ出汁にもご利用いただけます。
[商品]伊豆のしいたけ: 香りがよく濃厚なおだしが取れます。和洋中のさまざまな料理にお使いいただけます。
☑ おだしを活かす、おすすめ料理
さまざまな出汁素材を組み合わせることで、個々の持ち味を活かしながらも、単体では味わうことのできない新しい風味や好みに合ったおだしを作ることができます。 ブレンドを楽しむ、おだしの可能性を追求してみませんか。 選ぶのに迷われましたら、おだし香紡までお問い合わせください。当店のおだしコンシェルジュが、お客様のおだしに関わるご相談にお答えいたします。
おだしを使った和風カルボナーラ(レシピはこちら)
卵やチーズは、おだしとの相性がとても良いです。ひと味違ったカルボナーラはいかがでしょうか。
黒酢あんかけ(レシピはこちら)
水の代わりにおだしを使いますので、黒酢の風味が丸くなり、あんにコクが出ます。
おでん(レシピはこちら)
煮込むほどに味がしみ込み、旨味が増していきます。おだしと醤油で濃厚な味わいのおでんはいかがでしょうか。
☑ おだしを取ったそのあとに
出し殻で作るペットごはん(レシピはこちら)
ワンちゃんやネコちゃんが大好きなさかなの節。おだしを取った後の出し殻(だしがら)には、良質なタンパク質などの栄養がまだ残っています。また、おだしに原材料由来の塩分が溶け出すため、塩分含有量は少なくなっています。そのため、他のごはんとの兼ね合いで塩分量を抑えたいときにもピッタリです。
家庭菜園を楽しまれている方は、出し殻をよく乾燥させて保存しておくと有機肥料としてお使いいただけます。
☑ おだし香紡が削り節づくりで大切にしていること
みなさまの食卓に、おだしとともにほっとする時間を届けたい。おだしの魅力を再認識してもらいたい。そんな思いから、おだし香紡では素材、製造所、製造方法にこだわっています。
✓ 素材
名産地の良質な原材料を使い、保存料・食塩・うま味調味料を使用していません。
✓ 製造所
衛生管理の国際基準を満たすHACCP認定工場で製造しています。
✓ 製造方法
水分を加えない遠赤外線焼軟加工で、酸化を防ぐため窒素ガス充てん方法で製造しています。
商品説明
- 商品名
- 宗田がつお節厚削り
- 名称
- 削り節
- 内容量
- 120g
- 原材料名 (産地)
- そうだがつおのふし(高知県製造)
- 密封の方法
- 不活性ガス充てん、気密容器入り
- アレルギー物質
- なし
- 賞味期限
- 製造日から12ヶ月間
- 保存方法
- 高温多湿・直射日光を避け、開封後は冷蔵保存しお早めにお召し上がりください。
栄養成分表示
- エネルギー
- 421kcal
- たんぱく質
- 90.8g
- 脂質
- 3.8g
- 炭水化物
- 0.48g
- 食塩相当量
- 1.4g
ご購入前にご一読ください
※ 原材料の漁獲時期や個体差により、風味や色にばらつきがあります。
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